理研って、研究者にやる気を出させる組織なんですかね?
理研のホームページを閲覧してみました。
下掲の「運営に関する5つの基本方針」と今回の「STAP細胞」をめぐる問題を対比してみますと、理念と現実の大きな隔たりに驚くばかりです。
その3には「研究者がやる気を出せる理研」とありますが、「STAP細胞」をめぐる問題では「研究者を徹底的に叩く理研」にしか見えません。
その1「見える理研」だなんて!「見えない理研」じゃないですか。
運営に関する5つの基本方針
「野依イニシアチブ」
1見える理研
一般社会での理研の存在感を高める
研究者、所員は科学技術の重要性を社会に訴える
2科学技術史に輝き続ける理研
理研の研究精神の継承・発展
研究の質を重視。「理研ブランド」:特に輝ける存在
知的財産化機能を一層強化、社会・産業に貢献
3研究者がやる気を出せる理研
自由な発想
オンリーワンの問題設定
ひとり立ちできる研究者を輩出
4世の中の役に立つ理研
産業・社会との融合連携
文明社会を支える科学技術
(大学、産業にはできない部分)
5文化に貢献する理研
自分自身、理研の文化度向上
人文・社会科学への情報発信