ゲーム機を破壊され叫ぶシーンがプラトーンのようだった。
自分も小学生の時に、ゲーム機本体ではないが、セーブデータを消されたことがある。
姉と母が「出かけるからおまえも来い」と言い出す。
「今ゲームやってるからちょっと待ってて」と返す。
RPGでセーブポイントまで行く必要があるので、すぐにはやめれなかった。姉はゲームをしないのでそういうことはわからない。
姉は「早く来い」とせかすが、「ちょっと待って」と説得する。
待ちきれない姉はキレ顔で、ゲーム機本体を持ち上げるとゲーム機は電源をつながったまま「イイイイイイイイン」と固まる。
まさか?と再び電源を付けると、セーブデータは消えていた。
姉を怒鳴り散らし、家の木製のドアを拳で穴を開ける。
そんなキチガイな弟を見て、「おまえなんか連れて行かない」と出かけてしまう。
連れて行って欲しかったわけじゃないのに、シンデレラのような罰を与えられる。
その後、家でお留守番してる自分はおじいちゃんにそのことを話す。
おじいちゃんは、数日で魔法(金)を使ってドアごと新品に取り替える。
カレンダーでも貼って隠せばいいのに、自分のために治してくれた。
家のドアを壊したことは本当に悪いと思った。
なお、姉は生涯許されない。