私も奨学金として借りていましたが、当時はごく一部の人が奨学金を受けているイメージだった。最近は、景気悪化等による家庭収入の減少等により、奨学金なくしては、学費や生活費の捻出が成り立たないことが多く、今や、日本の大学生の「半数」が奨学金を受けているそうだ。
日本学生支援機構(昔で言うところの日本育英会)の貸付型奨学金は有名だが、それ以外にも、出身地域や入学先独自の奨学金があるため、よく情報収集すると良い。
決して多くはないが、返済の不要な給付型の奨学金もある。
卒業後、何らかの理由で、奨学金の返済が滞っている人が12%ぐらいいる。一定の条件を満たせば、返済の一時的猶予や、1回あたりの返済額を減額して返済期間を伸ばすこともできるそうだ。
奨学金制度が、本当に学びたいと思う人への門戸を開く一助になり続けてくれることを願う。
ちなみに、欧米では、給付型奨学金をもらっている学生も多いらしい。
出展:
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-12-11/2011121101_02_1.html