マイケル・サンデルの白熱教室「公共放送の未来を考えよう」

NHK総合 2015年5月23日 () 22:00 (00:50)
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みんなのレビュー

「ミニスカートの女性」はまじめな番組の視聴率を上げるか?
 良質な番組。公共放送のありかたをマイケル・サンデル教授が各国の公共放送職員と討論する。

 テリー伊藤がまじめな番組の視聴率のを上げるには、ミニスカートの女性の女性を配置して若い視聴者を増やすべきと発言したことに対して、NHK職員は既存の視聴者が好ましくないと言う。ニコニコ動画 杉本誠司さんは、同じことを違うキーワードで言っているだけで、作り手側の理論。コンテンツに対峙したオーディエンスに類似したアイテムがあるかないかを 若い人にとってミニスカートの女性は 老齢年代は今まで通りのフォーマットの方が親近感がわく。番組を企画するうえで、オーディエンスにとって近いもの(親近感)を取り入れることを考えていかなければならない(=視聴率)と発言。

 軍隊のことを「わが軍」と呼ぶことと、オリンピックのナショナルチームを「わが国の~」と呼ぶことの是非と境界線の議論が面白かった。公共放送のスタンスというか、国民性がよく反映されていたと思う。
NHK会長にこそ繰り返し見てもらいたい!
公共放送とはなんたるかを考えさせられる番組

NHK関係者も多数出ているが、BBC、ABC関係者と比べお粗末すぎるほど主義・主張が出せておらず残念。(日頃から真剣に考えていない?)

話題のテリー伊藤のミニスカ発言は、なるべく多くの人に番組を見てもらう〜(視聴率をあげる) というくだりでのやりとりであったが、明らかに男性目線でエロオヤジ的な発想。
本人は、データの裏付けがあっての発言であろうが、倫理的にもおかしいだろう。
民放側の人間ということでの選出のようだが、あまりにも偏った考え方で、同じ日本人として恥ずかしい。
サンデル教授の白熱教室自体が公共放送ならでは
白熱教室自体,当初は視聴率は見込めない企画だったらしいが,ネット(オンデマンド)で火がつき続編も放送され人気番組となった例。必ずしも,まじめな企画=低視聴率ではない。もし,白熱教室のアンカーがテリー氏推奨のミニスカ司会者だったら「ふざけるな!」となっただろう。ミニスカまで堕ちるかどうかは別にして,人気俳優をやたら起用したり,派手な女性アシスタントを起用したり(その後,民放に移籍したり),民放と同じく制作会社に作らせたゴースト番組でミソをつけたりと,次第に社会に対してスタンダードを示すことができなくなり,社会に悪影響を及ぼし,自身も駄目になりつつある。公共の利益は公益ではない。
公共放送について考えるきっかけを与えてくれます
公共放送の使命という、あまり深く考えを巡らしたことがないテーマについて、実際に公共放送に携わっている方々が議論を繰り広げており、公共放送に対する自分なりの意見を作るきっかけとなる良い番組でした。

また、サンデル教授の議論の誘導も自然かつ効果的で、結論も議論内容を適切にまとめており、素晴らしいと感じました。

なお、日本人論までぶち上げるつもりはないものの、今回の日本の参加者の発言が質問内容や議論の流れに沿っておらず、空振りしがちだった点が残念でした。
公共放送の役割とは何か、改めて考えさせられます。
白熱教室のマイケルサンデル教授が進行を務めていたのでついつい見てしまいました。
公共放送とは何か?メディア人の基本とも言えるこの話題に各国公共放送に携わる人々が参加して、議論を交わす過程で自分自身も珍しくこういった話題については真剣に考えるいい機会になった。
ただ、戦争に関する報道とオリンピックの様なスポーツイベントについて、国籍を超えて同じ立ち位置で放送すべきとの意見は、間違った正義感だろう。
そもそも自分たちが考える正義の尺度で情報を選択して視聴者に提供するんだと言う考え方自体が、既に時代遅れだと思う。
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