独裁者の部屋(8)~日本賞 受賞作品~

NHKEテレ 東京 2016年3月24日 (木) 02:19 (00:29)
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みんなのレビュー

最終的に舌足らずの作品でしたね。
結局賞金はどうなったも分からず、単純作業を伴う制限下での8日間の共同生活をしたという記録映画でした。この作品が日本賞を受賞したということは、他の作品は相当つまらないものだったのでしょうね。8回に分けなくても1時間番組にすれば十分な内容だと感じてました。
独裁者は善良な市民に寄り添う。だが、突如として善良な市民に牙をむく!逃れる方法は?
■実例
[00:07:07]強制労働は 独裁体制の常法手段だ。
ソ連には、グラーグと呼ばれるシステムがあった。
アウシュビッツ収容所も労働のための施設として始まった。
ジンバブエには、ダイヤモンド鉱山に収容施設がある。
ここでは多くの人たちが拘束され、拷問を受けながら労働を強いられている。
この非人道的収容所は、国際社会から非難され、この国のダイヤモンドは「血塗られたダイヤ」と言われている。

■私、「独裁者の部屋」(1)~(8)を、メモをしながら見ていきました。
「最後の舞台には、何かがある!」...これが見えてきました。。
世界には、多くの人たちが圧政に苦しんでいる。
独裁体制は不死身だ。戦わなければ、それは、決して改善されない、と。

独裁者だけが社会のルールだ。
8人のうち残ったのは5人。
彼らは、独裁者を信用し、自らの意志で、境界線を超えた。
それも、談笑をしながら。

ドイツ軍占領下のヨーロッパにおけるナチス政策に対する最も強力な抵抗「レジスタンス」。
なぜ、命がけで、あんなにも抵抗ができたのか、わかったような気がしてきました。
アウシュビッツ収容所で、なぜ、みんなが裸で、静かに、ガス室の前で並んでいたのか。
これも、わかったような気がしてきました。
たしか「大脱走」という映画にも、印象的な樹木の前で降ろされて・・・、
という、似たようなシーンがありました。
この番組の独裁者が「本物の独裁者」なら、残った5人を、
あっさりと殺して、山中に埋めたでしょう。
すくなくとも、その穴は、5人に掘らせたに違いありません。

では、出来上がってしまった独裁体制・独裁国家を無くすには、
戦争を仕掛けるしか、方法はないのでしょうか。
「正義」を旗印に、戦争は始まるもの、とは、よく言われます。
なので、この結論は、私には、出せません。

幸いなことに、我が国・日本は、現在、民主国家です。
ですが、「今、日本は、情報が、コントロールされかかっている」と、言う人がいます。
「注目されていたテレビ番組が消えていく」と、嘆いている人がいます。
情報コントロールから独裁国家が生まれるのなら、それを阻止するのは、
選挙しかありません。

このシリーズ番組「独裁者の部屋」から得た私の教訓は、
コメントとしては、ここまでと、しておきます。
マイルドな独裁政治シミュレーション。独裁者のやり口は伝わってきた。
独裁者や侵略者に打ち勝つ手立ては如何なる状況に置かれても希望を失わずに自分たちのアイデンティティを失わないこと。独裁者に仲間を売らないこと。たとえ、気に食わなかったり、価値観が全く違っている仲間であっても、同じ共同体に暮らす住民として裏切らないこと。
基本的人権の大切さを改めて教えられた。
これはすばらしい教育番組だった
8回シリーズをようやく完読。実におもしろかった。
リアリティショーながら教育番組という両立を見事に成し遂げていた。やはりこの8回というぶ厚さが時間の流れ含めて良かったのだと思う。
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