これまでにも似たようなテーマを扱ったドラマはありましたが、このドラマが抜きんでて心に残る作品でした。
生と死、人間、幸福、愛、夢、希望、不条理など数多くの重いテーマを、これほどダイレクトにかつ見事に描ききったドラマってこれまでになかったのではないかと思います。
最初は、こんなにきつそうなドラマを最後まで観続けることができるかどうか不安でしたが、それも杞憂に終わりました。
現実離れした設定であるのに関わらす、実写でこれだけのリアリティと感動を与えられたのは、やはり脚本や演出の力なのでしょうね。
観ないと損をするくらいの傑作だと思います。
ただし、軽い気持ちでながら見するのには向いていませんし、毎話いろいろと考えさせられたりもするので、ガラポンやDVD等でじっくり観るのに適したドラマなのではないでしょうか。
少し間を置いて、もう一度見直してみたいと思います。