■パナマ文書
タックスヘイブンと呼ばれるカリブ海周辺の国にペーパーカンパニーを作り節税もしくは脱税している個人や企業が問題となっている。徹底した秘密主義だから犯罪に関わる金も流れるのが問題。
■北朝鮮
1910年から1945年まで韓国併合で日本が占領していたが、日本の敗戦とともにソ連が朝鮮半島に入ってきたが、それを脅威に感じた米国が38度での分断を提案し、ソ連はそれを受け入れた。当時のソ連のスターリンは、ソ連軍の大尉であった金日成を北朝鮮のトップに据えた。1949年、中国では共和党が国民党を破り中華人民共和国を樹立したことで、北朝鮮も同じようにしたいと願ったが、当時独裁・軍事政権であった韓国もこれに応戦、それぞれ米国と中国の支援があって、1953年、一旦休戦となった。
スターリンが死に、ソ連のトップがアメリカと平和共存を目指すフルシチョフ書記が登場し、中国の毛沢東と対立。ソ連とも中国とも中立であるため、”主体(チュチェ)思想”を打ち出した。中国・ソ連が韓国と手を結ぶと孤立した北朝鮮は自分は自分で守る必要が出て来て核兵器を持ち、核兵器を運ぶミサイルを持つようになってきた。こうして金一族の軍事独裁政権が出来上がった。
現在の北朝鮮はミサイルを他国に売って生計を立てている。