衰退する地域、独自の特産品や伝統工芸で活性化へ
・生産者直売のれん会
http://www.noren-kai.com/
代表取締役 黒川健太
全国100社のクライアント、100,000円/月の会費にて運営
まだ観ぬ特産品を地域ブランド化して町おこしにつなげる。
北海道三笠市
住民の60%が65才以上 人口は9000人 炭鉱閉山後に衰退が加速化
・三笠メロン
隣市の夕張メロンはブランド化にしている
・三笠道の駅
年間60万人が利用
メロンやスイカは、短期間の販売で冬期は店舗は閉めてしまう。
三笠メロンの商品開発をおなじくのれん会のメンバー企業、以下2社に依頼する。
・八天堂
http://hattendo.jp/
代表取締役 森光孝雄
2000年から経営悪化、冷やして食べるクリームパンで起死回生
果肉を2つに分けたメロンパンを制作
・知多セントラルシステムズ
http://www.ccsice.com/
ジェラート専門店。三笠メロンの風味を活かしたジェラートを作成
東京でも発売し、”三笠メロン”の認知もあがってゆく。
・福井市 越前箪笥
箪笥の需要が激減し存続が危ぶまれる
・トータス
http://www.tortoise1897.com/
藍染め加工、縫製工場
・エリアモード そごう西武百貨店
地場産業(地元の職人や伝統工芸)と組み地域で販売してゆく。
そごう西武が始めた新PB事業、地域の特産や伝統を活かし、小ロットでの
品質の高い商品を開発してゆく。
感想:
進む地方衰退、情報伝達は以前より安易になり安価になった一方、宣伝効果だけでは
情報過多の時代には消費者にアプローチできない。
やはり、販売チャネルを持ちブランド化などは専門家とのコラボが必要。
こうした、良識ある地域の産業振興を考える人材が増えるとすばらしい。