ソースはイギリスの雑誌「エコノミスト」の調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニットの民主主義指数ランキング
現代でも世界の1/3近くの国が独裁国家でありその多くはアフリカにある。ヨーロッパの植民地支配により部族や生活圏に関係なく線引されて作られたアフリカの国家は、その線引での数が多い有力な部族が少数部族を抑圧し、内戦やクーデターで権力をもった国が多くある。権力をもった部族は革命やクーデターをおそれより強圧で独裁的になっていき独裁国家が誕生する。
ただし独裁国家の元首がすべて非道であり選挙がや民主主義がないことが必ずしも劣悪な環境を引き起こすとは限らず、カタールなどは王族がすべての地位を独占しているが国の持続的な発展のために教育や医療は無料、公務員は一定年数働けば一生給料分の生活費が出る、天然ガスの枯渇に備えて海外資産に投資をするなどの政策で国民からはほとんど不満は出ないという。また独裁であれば国の意思決定も速くあらゆることに迅速な決定を下すことができる。しかし善政、名君がいつまでも続くとは限らないため、不満があったときにリコールができる民主主義のシステムがあることは大事である。