上杉鷹山
米沢藩を再興した藩主。賢者は木を考えて実を得、小人は実を考えて実を得ず。すなわち、人生(徳, 木)と経済(富,実)は二分できないと鷹山は考えた。
鷹山の死を嘆く場面の表現として、内村鑑三が綴った"山川草木もこれにこぞって和した”は実に美しい。
二宮尊徳
自らの家を再興し、小田原藩の農村再興に貢献した。尊徳は何もかも捨てて民のために生きるが何もかも捨てることが本当の自分を知ることであり、更にそこから自分自身すら捨てて(無私)、公務に尽くした。また、尊徳は仕事に上下や優劣を付けず、どんな仕事も評価した。