注意。ネタバレあり
月が記憶喪失状態から記憶を取り戻すまでの話なんですが、名台詞「計画通り」が全く計画通りじゃなくなっている。
簡単に言うとLより先にノートを手にするのが「計画」のはずなのに、Lの次にノートを手にして計画通りとか意味が通じていない…
死神を目にしておきながら、他の警察に言うでもなく、推理して月の様子を伺うでもなく、目先の火口のところへ話を聞きに行ってしまうというのも馬鹿な行動にしか見えない。Lは単独行動をよくするが死期を悟るような描写がその前にあるだけに周りに情報をいち早く共有させるのが理にかなっている。なので終始違和感があった。
ついでに。
この短い記憶喪失期間は原作では俗に純白(ピュア)月などと言われて、腹黒なノートを操る主人公とは対照的に描かれていて、ノートを手にしていなければこんなに真っ直ぐな青年だったのか。としみじみ思わされる部分でもあったのだけれど、平凡な大学生設定になったおかげでノートを手にする前も今もあまり変わらないように見受けられるので残念。