トップの無茶苦茶を許したグローバル企業には厳しい集団訴訟が待っている。
不正会計1500億円超を認め、歴代3社長が辞任した。
これから、集団訴訟が始まり、東芝は塗炭の苦しみを味わうことになりそうだ。
その賠償額がどのぐらいまで膨らむのか、利益水増し操作が開始された以降の株売買出来高すべてに賠償が及ぶとしたら、、、考えただけでもぞっとする。
日本の企業風土が集団訴訟を呼び込んだといっても過言ではない。
014:56 非常に不可能な要求が出ても、
015:04 なかなかその元取締役も言ってましたけれども、
015:09 なかなか異を唱えられない。
015:11 あるいは次第に関係者が社長の意に沿うような数字を作るようにな
015:14 っていったと。どうしてそういうことが起きるん
015:17 ですか。>>これはもうひと言でいうと、
015:20 残念ながら、会社人間でしかなかったと。
015:24 本来ならば、経理・財務のプロとして、高い倫理観、使命感を持っ
015:27 て仕事をすべき立場の人たちが、
015:30 これはどうしようもないことかも分かりませんけれども、日本の企
015:33 業風土では、会社のため、でも会社のためといっても会社のためで
015:37 はなく、社長のためというレベルで、
015:40 仕事をせざるをえなかったということではないかなと思っています。
015:43 >>しかし、自分がそういうことをすれば、
015:47 ほかの従業員の背信行為にもなるし、結果として、会社のためにな
015:50 らない、そうしたいわば倫理観というものもあるかと思うんですけ
015:53 ども。>>そうですね。