100年の時を超えて、孔子のブームで沸く中国。孔子の論語や、大学、中庸などを学ばせて山村の子供達を救おうとする心の優しい青年、石郷傑さんを追う。
ブームが来たとはいえ、都会での孔子ブームは小皇帝と言われる一人っ子政策でワガママに育った子どもたちや、経済的な余裕のある子らが対象であったため、様々な場所で貧困を越えるための孔子を学び取ろうとするが、空回り。さらには貧困のために学校を辞めてしまう子が出てしまう。さらに石さん自身が親に孝行をしてないことからNGOを辞め、ビジネスを始めることに。
お別れを伝えに、かつての教え子に会いに行くと、彼らは立派に貧困から自ら抜け出せる力を育んでいた。