「マリモ」でNHKスペシャルをやると凄く面白くなる
正直、見るまではハズレ回だと思ってました。
次回予告の段階で、「マリモ」で一時間も何やるんだよ、と。
このレビューの時点でLike0なので、ほかの方も同様の印象なのではと思います。
しかし、気分が変わったのは当日朝の番宣にて、
「世界で初めてマリモの成長過程を撮影した」との紹介から。
マリモなんて地元のおばちゃんたちが手で丸めている印象しか
なかったところに成長すると30センチもの大きさになると知り、
お土産用の物しか知らない私でしたが、一転見てみることにしました。
内容は阿寒湖の紹介に始まり、世界でも群生するのは阿寒湖「だけ」になってしまったという事実を突き付けられます。
そもそも、阿寒湖以外にもマリモがいた事すら知らなかったのですが、より興味深いのは「近年までは」まだ世界中にいた、ということ。
つまり、この近年で阿寒湖以外では見られなくなったという訳。
なぜ、近年阿寒湖以外で見られなくなったのか、そして阿寒湖でどうやってマリモが現存できているのか。
自然環境を人間が汚しているのだから、節水なり環境保護をしよう、とは言われても正直ピンと来なかった。
しかし、その自然が絶妙なパワーバランスで保たれている具体的な例を提示されると、
綺麗事ではあるが、少しでもそのバランスを崩さないようにしようという気分になりました。
ワンセグ画質だと折角の阿寒湖の風景が残念な画質になっちゃうけど、
8/28(木)0:40から再放送があるのでそっちを録画する予定。
後から興味を持った番組を改めてHD録画するという仕組みもガラポンTVならではかと。